次女4歳の娘は、母乳とミルクの混合栄養で育ちました。
離乳食が始まって生後6か月の時に母乳は飲まなくなったので、その代わりにゆびすいが始まりました。
眠たくなると吸い始めて、眠るまでずーとチューチュー吸って、
そんな姿は可愛いのですけどね。。。
昼間も、遊んでいる時に不意にチューチューしていたり・・
かなりのゆび依存症でした。
指タコが出来て、かたーくなって、時々傷が出来て痛くなると、今度は治るまで反対のゆびを吸って・・・を繰り返し、4歳になってもまだ吸っていました。
どうにかやめさせたくて、吸っている指をぎゅっと握って寝てみました。すると、もの凄い力で指は口の中へ。こっちも意地になって握り返すと怒って泣いて・・・。
結局、指をチューチュー。
こりゃダメだ。
友達のお母さんから、絆創膏貼ったら止められたよーと聞いたので、やってみたけど、我が子には、全然効果なく。
気がついたら、勝手に絆創膏をのけて、チューチューやってました。
指に辛いのを塗ったりするのは、可愛そうだなと思ってできませんでした。
特に4歳娘は、我が強いので、もうしばらく止められないだろうな~と諦めかけました。
実は、私自身も1年生になる前まで、吸っていました。。笑
でも、だからこそ、大きくなってから止めるのは、大変だったので早めに止めさせてあげたい❣
そんな気持ちでした。
本屋さんへ行った時に、

この本を見つけました。
❤くせさなえさんの『ゆびたこ』という絵本❤
この絵本で、ゆびすいを止められた❣というような、帯がついていて、ほんまかな~と思いながら、買ってみました。
その日の晩、早速読み聞かせしてみました。
すると、「もう!この本嫌い!読まんといて!!」と言って、めちゃめちゃ怒ってしまいました。
長女は、「面白いやん!読んでよ~!ノンちゃんもちゃんと聞いたらゆび吸うの止められるかもしれないよ~!!」と説得してくれましたが、
「ゆび止められんでもいい!」と言って、チューチューして寝てしまいました💦
せっかく買ったのにー💦逆効果だったかぁ・・・と肩を落としました。
次の日の夜、もちろん絵本を読もうとしましたが、拒否され、結局2か月ほど封印させられました。
その間は、ゆびすいを止めさせるのは諦めて、あまり言わないようにしました。
2か月ほど経った頃、4歳娘自ら、ゆびたこの本を持ってきて、「読んで」と言ってきました。
読んでみると、最後まで聞いてくれて、終わった時に「ノンちゃん、今日はゆび止めないけど、明日ママが指を握ってくれたら、止める」と言いました。
え!!ほんと?
耳を疑いましたが、確かにそう言いました。
どうして、急に!?と不思議でしたが、この理由は後に分かるのです(^^)
そして、その日の夜は、いつも通りチューチューして寝ました。
お約束の次の日の夜。
素直に、吸っている指を差し出して、「ママ握っとってよ!」と言って、私が指を握ると吸わずに目を閉じました。
頑張れ!ノンちゃん!!
心の中で応援しながら、朝を迎えました。
そして、吸わずに眠れたのです。
「ノンちゃん!!凄いね!!ゆび吸わんかったやん!」というと、
「だってね、保育所でゆびすうのノンちゃんだけなんだもん。」とちょっとすねた感じで言いました。
「○○くん(ノンちゃんの気になる男の子)は吸わないんだもん」と。
なるほど、乙女心が芽生えて、ゆびすいが恥ずかしくなったのです(^^)
そういえば、恥ずかしい癖は、好きな人が出来たら止められるみたいな事聞いたことあるなーと思い出しました。
無理に止めさせ無くても、成長の過程で自分で止めたいと思えるんですね(^^)
この絵本は、子供が自ら止めたいと思った時に、止められるように手助けをしてくれる本なんだと思いました。
本を、読み聞かせてすぐに止められるのではなくて、まずは自分の気持ちが大切なんですね。
子供の成長!尊いです。