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この世の中には、脱毛症で辛い思いをされている方が沢山いると思います。
私もその中の一人。
7年前長女を出産して、5ヶ月後に、全ての髪の毛を失いました。
そして、眉毛とまつ毛も抜け、気が付くと全身の毛さえ無くなる、汎発性脱毛症という病気になっていました。
髪の毛が抜けていく時期は、恐怖と悲しみで毎日気が付くと涙が出る・・・そんな、日々だったように思います。
病院や皮膚科もたくさん受診しましたが、私の場合は治る治療は見つかりませんでした。
血液検査で全身状態を調べてもらいましたが、なんの異常もなく、「なんで私が・・・」と落ち込みました。
ある病院で身体の中で、何かをきっかけに免疫細胞が異常に働いてしまって、黒い組織を攻撃するようになってしまったのかもしれない、と教えてくれた医師の言葉が一番納得できたように思います。
私の免疫細胞を狂わせた原因は何なのかは分かりませんが、7年経った今、病院を巡るのを止めて、「この病気と一緒に仲良く暮らしていこう。」そう思えるようになってきました。
髪の毛が無くなってしまっても、私は私!
寝ぐせはつく事無いし、家の中ではウィッグをとって解放的になれる、お風呂の後にドライヤーをかけなくてもいいし、抜け毛はなくてゴミが減る!
なんてエコ!
良いことだってあるんです(^^)
子育てしていると、子供のお世話でワタワタとなりますが、案外髪の毛が無いとスマートに動けるものです。
ただ心配だったのが、子供に遺伝して同じ病気で苦しむ事にならないだろうか?という事でした。
それに、私は子供は二人か三人は欲しいなと思っていたので、病院の先生に汎発性脱毛症でも子供を産んでも大丈夫ですか?と尋ねると、
「何の問題もありませんよ。遺伝というのは不明瞭なものです。」と答えてくれたので、私は二人目を産む決意をしました。
産まれるまでは、赤ちゃんに、ちゃんと毛が生えてくれているか心配でしたが、産まれてきた次女はフサフサと髪の毛も産毛もしっかり生えた元気な赤ちゃんでした。
脱毛症でも、子供を産んで子育て出来るんだと、さらに自信を持つことが出来たと思います。
脱毛症になって、医療用ウィッグは欠かせない物であり、私に勇気をくれるアイテムです。
日々、以前と変わらず生活できるのも、やはりウィッグがあるからです。
7歳と5歳になった娘たちもウィッグには興味津々です。
今やウィッグは病気で付けるだけでなく、おしゃれの為に付けている人だっていますよね。
娘たちに、「もし母さんみたいな頭ツルツルの病気になってしまったらどうかな?」と聞いたことがあります。
長女は「え~!嫌だ!!ん~だけど、母さんみたいにカツラ被ってルンルルンルるん♪ってお出かけする❤」と言ってくれました。
次女も「私も~❤」と、盛り上がりました。
辛い状況になっても、いつかは前を向いて今の状態を受け入れることが出来る、そんな事を自然と学んでくれていたのでしょうか。
娘たちの言葉が、とても心強く感じました。

今、私の頭はこんな感じです。
本当に、こんなに見事に髪の毛が無くなる事があるんだなと、自分でもびっくりですが、いつか、
脱毛症にはコレ!といった治療法が見つかって、髪の毛が生えてくることを願って、前向きに生きていこうと思います(^^)
私は私自身を好きだと自信をもって。