脱毛症ブログ

【脱毛症】治療法が見つかる?2022年6月オルミエント承認!

2022年6月に脱毛症に対しての治療薬オルミエントが承認されました。 保険適応で治療が受けられるようになっています! 私も現在治療中です。汎発性脱毛症約10年、 私の経験を元にオルミエントの実際の効果や副作用、費用などをまとめた記事がありますので、是非参考にしてみて下さい。
 
 

 

 

2014年脱毛症の治療にリウマチの薬で発毛という記事がでる

2014年6月24日に公開されていた、医療・医学ニュースサイトMedical Tribuneで、脱毛症の治療にリウマチの薬で発毛という記事を見つけた時はうれしくなりました。

免疫を抑えて、関節リウマチを治療する「ゼルヤンツ」(一般名トファシチニブ)の投与で、8年間汎発性脱毛症を患っている患者が、8か月後完全な発毛が得られたという記事です。

こちらの写真を見たときは、とっても衝撃を受けました▼

ただ、このお薬は効き目も強力ですが、副作用も少なくないと指摘されており、承認には至っていません。

このゼルヤンツというお薬。

薬価がめちゃくちゃ高いです。

ゼルヤンツ錠5mgで1錠=約2,660円!!

この記事の改善例では、一日、2錠から3錠を内服して改善されたとのことでしたので、一日、5,320円~7,980円お薬にかかるんです。

保険適応にならないと、なかなか手を出せない治療です。保険適応になったとしても、高額ですが💦

でも、このような改善例が出ると、少しでも希望を持てるようになりますね。

2020年:円形脱毛症に対して、FDAより画期的治療薬指定をうけた治療薬

2020年3月16日には、米イーライリリー社が、リウマチの治療薬として使われている、バリシチニブ(一般名オルミエント)が、円形脱毛症に対して画期的治療薬指定として、米国食品医薬品局(FDA)より指定を受けたことを発表したようです。

P2試験の結果を受けての指定、P3試験を進行中 米イーライリリー社は3月16日、バリシチニブ(製品名:オルミエント(R)(OLUMIANT))について、米国食品医薬品局FDA)より、自己免疫疾患である「円形脱毛症」の開発に関して、画期的治療薬指定を受けたことを発表した。 (中略) 今回のFDAによる画期的治療薬指定は、円形脱毛症の成人患者の治療薬としてバリシチニブとプラセボを比較した同社のアダプティブデザインによるシームレス第2/3相臨床試験(BRAVEAA1試験)の第2相臨床試験の結果に基づくもの。BRAVE-AA1試験の第2相臨床試験において、36週時までに報告された重篤な有害事象はなく、新たな安全性に関する懸念は認められなかった。報告された治験薬投与下の有害事象は、軽度もしくは中等度であり、最もよく見られた有害事象は上気道感染、鼻咽喉炎、ざ瘡様皮疹だった。 BRAVE-AA1試験の第2相臨床試験の中間解析結果に基づき、現在、BRAVE-AA1試験の第3相臨床試験および追加の二重盲検による第3相臨床試験であるBRAVE-AA2試験で、バリシチニブ2mgおよび4mgの2用量の有効性と安全性を、プラセボとの比較で評価している。 医療NEWSQLifeProより

2022年頃まで、臨床試験が続くようですが、近い将来、重度の円形脱毛症に対する治療薬が出来るかもしれませんね。

そう思えると、気持ちがかなり明るくなりました。

コロナの影響でもしかしたら、研究が思うように進んでいないかもしれませんが、こういった情報は、心の救いです。

自分が、汎発性脱毛症である事は、日々は気にしないように生きているつもりでも、やはりどうにか治りたい!そういつも思っているのです。

いつか、効果や安全性が確立された治療法が見つかりますように。

あわせて読みたい