トイレトレーニングってどんなふうに始めたらいいの?
そんな疑問にお答えするのは、
3人目を2歳8ヶ月で昼間のおむつを卒業させた三姉妹のお母さんです!
トイレトレーニング方法って色々言われていますよね。
なるべく早めに始めた方が良いから、1歳過ぎたらトイレに座らせて・・・とか、
1歳ちょっとは早すぎるからおしっこが膀胱に溜められるようになる2歳半頃から・・・とか。
一体何が正しいの?と思いますよね。
まず、重要なポイントは、いきなりトイレに座らせる事から始めてはいけないということです。
このことを頭に置いて、段階別に、トイレトレーニング方法を解説していきます。
第一段階:1歳頃から(一人歩き、言葉の理解)
1歳頃になると一人歩きをしたり、うまくお喋りが出来なくても言葉は理解出来るようになってきますね。
そんな時期から是非やってもらいたいのが、自分がトイレをする時に、
一緒に連れて行って毎回「今からおしっこするね~」「すっきりするよ~」「うんちするよ~うーーーん!!(大げさにきばってみたりして)」
トイレはウンチやおしっこするところアピールを、毎回できる限り続けて見て下さい。
そうすることで、トイレはウンチとおしっこをするところと認識してくれるようになります。
まずはトイレに慣れること!
三女は、私がトイレへ行くとうーーーん!と一緒にかけ声を掛けて私の姿をみて楽しそうにしていました。
ただ補助便器に座ってみるという座るだけ訓練も、一緒にしておくと、トイレへの恐怖感が薄らぎ、トイレを拒否しなくなるので、是非、この時期に補助便器に慣れさせてあげてください。

補助便器は早めに準備を!
トイレトレーニングには、断然オマルより補助便器がいいですよ。
その理由が知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください▼
第2段階:うんちが1日1回程度に安定し、形がしっかりしたら。ウンチトレーニング開始

離乳食も完了期に入り、母乳やミルクを飲む回数が減ってきたら、ウンチの回数が安定し、形のある便になってきます。
そうなると、ウンチをする時に力を入れるようになるので、ウンチの合図が分かりやすくなります。
うーーんと気張る姿が見られたら
うんちがでるのかな?
トイレでしてみる?
と声を掛けてみます。
ウンチが出そうになっているので、返事をしないかもしれませんが、
足下によごれてもいいシート(私はペットシートを敷いていました)を敷いて、パンツを脱がせて補助便器に座らせてみて下さい。
うんちは、座らせる所まで出来たら、トイレで出来る成功確率がかなり高いです。
最初は、ウンチの合図を見逃すと、そのままおむつの中でしてしまったり、ウンチの合図をキャッチしても、トイレを嫌がって座らずにおむつにしてしまったりと、失敗もありますが、
失敗こそ次へのチャンス!
失敗があったら、
「おしりが汚れちゃったね、ちょっと臭いね。トイレでしたらおしりは汚れないんだよ」とか
「次は、トイレで出来たらいいねー」
とトイレへの前向きな言葉を掛けてあげると良いです。
三女は1歳2ヶ月のあたりで、3回に1回はトイレでウンチが出来るようになりました。
ウンチは、1日1回か2回とおしっこより回数が少ないし、朝出る子、夜出る子と特性がある子もいるのでタイミングが掴みやすく、初期のトレーニングに向いているといえます。
ウンチトレーニングを続けているうちに、ウンチはトイレでするものだと、1歳のうちに認識してくれた場合、
イヤイヤ期で一からトイレトレーニングを開始するより、断然スムーズです。
三女は1歳8ヶ月では、ほとんどウンチの失敗は無くなり、保育所の先生に驚かれました。
おしっこトレーニングは後回し、うんちトレーニングを積極的に始めてみてくださいね。
1歳児は賢いです。
第3段階:2歳半頃からおしっこが2時間程度溜められるようになったら。おしっこトレーニング開始
2歳半頃になると、おしっこが溜められるようになってきます。
間隔が2時間程度あくようになってきたら、おしっこトレーニングを開始すると良いです。
まず、手始めに朝起きたらすぐトイレへ座らせてみること。
朝一番は、成功確率が高いです。
成功したらたくさん褒めて。
おしっこがでたら、そこから2時間おきくらいにトイレへ誘ってみるといいです。
ウンチがトイレで出来るようになっていれば、おしっこトレーニングはほとんど苦労することなく終える事が出来ます。
もちろん、何回か失敗はありましたが、失敗すると本人も反省できる年齢になっているので、失敗はどんどん減っていきます。
トイレ行かない意思を示したときは、勇気をもってほっといておく事も大切です。
漏れてもいい環境を作ってあげることで、こちらも大きな気持ちでいてあげるようにしてあげてくださいね。
尿意を感じ、自らトイレへ行く意思を示す一歩となります。
2歳8ヶ月になった娘は、自分から朝起きたらトイレへ行き、
トイレを済ませた後、『お姉さんパン履く!』と言って、自ら履き替えられるようになりました。
とっても、楽です。
私は、長女の時は、トイレトレーニングにかなり時間がかかり、大変な思いをしました。
トイレに入ることすらを嫌がり、3歳過ぎてもカーテンに隠れてウンチをしていました。
3歳児はイヤイヤ度合いも力も強くなるので、一度イヤと言い始めてしまうと、手こずります。
それでも、いつかは自分でできるようになるトイレではありますが、
トイレトレーニングをストレスなくスムーズに終わらせる事が出来れば、育児の負担や悩みも軽減されると思います。
まとめ
トイレトレーニングはまず、トイレ慣れることから!
まず、親がトイレでうんちやおしっこをして、すっきりしている姿を見ることと、
その都度の声かえでトイレはみんながおしっこやウンチをするところなんだとという事を認識してももらう。
ウンチの回数が安定して、塊の便が出るようになったら、便意のサインをキャッチして、トイレに座らせてみる。(繰り返し、繰り返し行う)
根気大事!
2歳半頃、おしっこの回数が安定してきたら、(2時間おしっこを貯められるようになったら)おしっこトレーニングを開始
おしっこトレーニングは、まず起床時にトイレに連れて行ってみる。
あとは、2時間おきくらいにトイレに誘ってみる。
失敗は大切!
漏れてもいい環境を作り、トイレへ行かない意思を示したときは、勇気をもってほっといておく。
自ら尿意を伝えられるようになる一歩!
以上、トイレトレーニングをスムーズに終える方法を段階別にお伝えしました。
少しでもこの記事が、これからトイレトレーニングを行う皆さんのお役に立てることを願っています。