何のために働くのかと聞かれたら、なんと答えますか?
私は、一番はお金の為!
生きていく為!です。
生きていく為に働くのであれば、せっかくなら自分のやりたい仕事に就きたい!と人それぞれ、夢や希望を持って、就職します。
私の夢はまさに、看護師さんでした。
その夢が叶って、今、看護師として働いているのですが、
私は、何度も何度もその仕事を辞めたい!と思う事がありました。
せっかく、自分のやりたい職業に就いたのに、なぜ辞めたいと思うのか・・・。
辞めたいと思うきっかけには、
という結果になります!
今回はこの2位のやりがい搾取に焦点をあててお話したいと思います。
やりがい搾取とは・・・
従業員が仕事に対して感じる充足感や手応えを利用し、必要以上に労働させて余剰労働の利益を得ることです。
簡単に言うと、労働者のやりがいを利用して、休憩時間をまともに与えなかったり、家に持ち帰って仕事をさせるような、サービス残業なんて当たり前、自分がしたくてしているなら、お金なんて要らないよ精神に置かれている状況と言えます。
これは、とってもひどい話です!
休憩時間をとる事、働いた分のお金をお貰う事は、労働者の権利であるのに、それを完全に無視されているのです。
残念ながら、医療・福祉業界には、やりがい搾取が多かれ少なかれある状況です。
やりがい搾取が起こる職場というのは、休憩時間の様子でだいたい分かります。私もこのやりがい搾取で、転職を決意した一人です。
私が以前働いていた介護施設でやりがい搾取が横行している職場の事例です。
契約では、12時~13時までが休憩でした。
しかし、きちんとした休憩場所も用意されておらず、多くて30分程度しか休憩時間がとれいという環境でした。
事務所で小さな椅子に腰掛けて、お弁当を置くテーブルさえもなく、休んだ気なんて全くしません。
周りのみんなも、そんな小さな椅子でササッとをご飯を食べ休憩を済ませて、仕事を始めます。
そんな人を会社は、仕事熱心でいい人というふうに評価するのです。
そうすると、やりがい搾取に囚われる人が増えていくのです。
だって、誰だって、良く思われたいですよね!
本来、上司は、きちんと休憩時間休んで下さいと言わないといけないのに。
そして、
会社の為に貢献すべきと、やりがい搾取を喜んで受け入れている同僚。
そんな同僚が、他の同僚にもやりがい搾取を押しつけてくるんですね。
私の休憩時間なのに、周りが忙しそうにしていたら、
「手伝いに行くとか、、、しないんですか?!」と
注意をしてくる。
はぁ?
私に休む権利はないんかーい!
私は、休憩時間もまともにとれず、家に帰ると家事や子育てが待っているのにへとへとで、心身共に疲弊していくのを感じました。
さらに、びっくりしたのが、レクリエーション活動で使用する素材を職員が自腹で作成しているという状況。
やりがい搾取の被害者職員は、
「100均で安かったから良いのよ~」と満足そう。
100均と言っても、一つのレクリエーションゲームを考えて作成すると、500円~1000円位になっていたと思います。
仕事で必要な物を自腹で用意するとは、重傷です。
早く自分が被害に遭っていることに気がつきなさーい!
そんな職場の様子に嫌気がさし、このままでは自分も洗脳されてしまう💦
と怖くなり転職を決意しました。
やりがい搾取をしている会社は、職員はみんな従順でいい職員と思っている事でしょう。
しかし、定期的に職員が退職していく事態が起こっていることに、自分たちのやり方が悪いという自覚はないでしょう。
だって、辞めるときはみんな円満に辞めたいし、本当の理由はいいませんからね!