音楽健康指導士という資格をご存じでしょか?
介護施設で働かれたことがある方や、現在働いている方はご存じの方が多いのではないでしょうか?
音楽健康指導士とは、音楽の力を学び、安全で、楽しく、効果的な実践指導を行うスペシャリストとして、一般社団法人日本音楽健康協会が創設した資格です。
この資格を取得すると、歌と音楽を活用した健康増進プログラムの実践指導が行えるようになります。
音楽健康指導士は、参加者の身体機能や認知機能、口腔機能の維持向上を目指せるように、音楽を通してレクリエーションプログラムを実践し、参加者が楽しみながら行えるようにサポートをする役割があります。
私が、音楽健康指導士準2級を取得したのは、2023年3月6日です。

なぜ、この資格を取得しようと思ったかというと、
日々、レクリエーションを悩まずに、より参加者さんの健康につながるような楽しいレクリエーションができたらいいのになという思いからでした。
介護施設で働いている方は、レクリエーションの内容に悩むことも多いと思います。
私も、介護施設で働いているので、レクリエーション担当の日があります。
レク担当の日は、本当に憂鬱で悩みに悩み考え実施するも、楽しんでもらえなかったり、自信を持って行えない自分にもどかしさがあったりして、どんどん、負の連鎖となり、行き詰ってしまったんです。
どうにか、そんな状態を打破したい。
そこで、音楽健康指導士の勉強をしてみようと、受講することにしました。
私の場合はユーキャンで申し込みました。
テキスト2冊と音楽レクリエーションが100種類紹介してある本が1冊(DVD付)、と音楽健康セッション実施レポートのノートが1冊入っていました。
どれも、中はカラーで読みやすく勉強しやすかったです。
学習期間は、
テキスト1=1ヶ月間
テキスト2=1ヶ月間
試験勉強 =1ヶ月間
トータル3ヶ月間という目安になっていますが
余裕をもって、半年間受講期間を設けられているので、仕事をしながらのんびり受講するも可能です。

テキスト1の学習が終わったら、第一回添削課題を解いて郵送で提出します。
添削レポートが返ってくるので、中を確認して自分が間違えたところを、再度見直しができます。

テキスト2まで終了したら、試験勉強をして資格認定試験を受けて、郵送で提出します。
そして、合格していたら認定状がもらえます。
私は、音楽健康指導士のコースを受講してよかったなと思っています。
憂鬱だったレク担当も、今は自信を持ってできるようになりました。
高齢者の方は歌が好きな方が多いんですね。馴染みのある歌を取り入れて、それに体操をプラスすることで、笑顔で体を動かしてくれるそんな参加者さんの姿を自分のレクリエーションで見られるようになりました。
いつも、冷や汗たらたらのレク担当でしたが、一つ自分の強みを得たことで、自信を持てた事は大きな進歩です。
音楽健康指導士は、準2級と2級があるんです。
準2級は、受講した講座の教材などを参考にしながら音楽レクリエーションが実施できます。
2級になると、対象者の目的に合ったプログラムを自分で作成して音楽健康セッションを適切に指導できるようになります。
ユーキャンで準2級を取得すると、2級へのステップアップの案内が届きます。

準2級があると2級の学科と検定試験が免除となります。
通常3日間のカリキュラムですが、2日間で実技を学びます。
実技の講習を2日間受けて2級へアップできるので、私は子供がもう少し大きくなったら受講してみようと思います!
レクリエーションに日々悩んでいる方におススメの資格です!